離婚1日目の朝《子どものノートに書かれてたこと》

暮らし

5:30起床

子どもたちを起こさぬよう、そぉっと布団から抜け出し、お湯を沸かす。

洗濯物を取り込み、朝ごはんの納豆と味噌汁コトコト、汁は多めに作って夕飯にしよう。

昼ごはん用に持ってくおにぎりを握る。

最近ツナが好きになった兄は、ツナ、カツオぶし、昆布、たくあん、ゴマ、燻製醤油、ごま油ひとかけ、刻んだ大葉のおにぎり。

弟は大好きな梅干しと、昆布。

2人とも同じものを食べてくれればいいのだけど、そうもいかないこだわりがあったりする。

味覚の幅は少しずつ増えてくれればいい。

6:10 ロフトで泣き声がする。「おかあーーー!」 

4才の弟が起床。「まだ寝るのーおかあこっちーーー」と泣き怒ってる。7才の兄もその声で起きる。

「ホイホイ!」と言いながら、最後のおにぎりを握りきってロフトへ。

ぎゅーっとくっついてくる。まだまだ甘えたい盛り。

「ぼくはおかあに、あまえたいの!」とプンプンしながら口にするところもまたかわいい。

7才の兄も、これくらいの時は、起きて母がいないと大発狂だったけど、ずいぶん落ち着いたもんだ。

するっとロフトを降りて、尻かきながら、兄1人は起きる。

「おかあ!」「おかあ!」とあまえてくれる日々には、いつか終わりがくるんだ。

6:20まで次男とお布団でゴロゴロ。子どもの温もりは優しい柔らかさがあって幸せ。

昨日はあんな晴れたのに、雪が降ってた!最高気温は9度になってた。(昨日は24度)

ゴロゴロ、キャッキャとじゃれあったら、あとはスッキリ起きることができた。無理に起こさなくてよかった。

兄は雪だ!「はしゃいでた。

最近折り紙が楽しい弟が、「せんたくもの、たたむのあーる?」と聞いてくれる。折り紙みたいなもん、と悟ったらしい。

キッチンの床に洋服を持ってきて、料理する私のそばで、たたんでくれる。可愛いな。

兄は宿題の「毎日の振り返り」を昨日は書くのを忘れたと言って、鉛筆を持ってウロウロしてた。

「そうだ!」と言って、こう書いてた。

うめの花がさいていた。

私にとっては、離婚届を出したその日、

彼にとっては、「梅の花が咲いていた日」だった。

そうやな、咲いてた。何気ないことに、じわる。

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