「公正証書」を作ったジャミーのマジメな理由

43才のお誕生日

朝から、息子たちが張り切ってプレゼントを作ってくれました。

ありがとう。

ひるねけん、うれしいなーと喜んでいると

4年に1度しか使えないらしいです。笑

「おかあだいすきけん」は渡すと

照れすぎて何もしてくれない。笑

気合の入ったかたもみけん。それはそれは激しいけんで。

いろいろたまらなく愛を感じました。笑(また書きたいと思います)

さて、そんなかわいい息子たちと3人で暮らすべく、した大きな決断。

離婚。

決断したものの、何から手を付ければいいのか悩んでいる方に向けて、

今回は「公正証書」について書きました。

ここに至るまでにメンタルもやられていて、心身共に疲れている中、

いろいろ調べたり、手続きしたり、本当に大変な作業だと思います。というか私がそうでした。

小さいお子さんを抱えての離婚となれば尚更です。

だけど、感情的にすぐに離婚届を出すことはおすすめしません。

母ちゃん!大丈夫。一つ一つ見ていきましょう。

公正証書は絶対作りましょう!!!これは必須です。

公正証書とは

公正証書」とは

《離婚の条件を交渉人が、法律に従って作成する公的文書のことです

 口約束ほど恐ろしいものはないと思っています。

 (口約束で信頼できる仲なら、離婚という決断には至らなかったはず)

夫婦間で協議した内容を、市の公正役場に持っていき、手続きを行えば、

 裁判することなく強制執行(金銭債権に対して)行うことができる公的な証書です。

離婚後万が一、約束を破られてても、「支払いの催促」「差し押さえ」が実行できます。

心理的な拘束力が高いというのも作る大きなメリットだと感じますし、私もそこへの期待は大きかったです。

公正役場で20年間保管されますので、謄本をなくしてしまっても再発行可能。

 自治体によっては養育費の取り決めを離婚公正証書に記載、を作成する場合にかかる費用を全額負担(補助金を出して)くれるところもあります!お住まいの自治体に確認してね。

ジャミーが公正証書を作った理由も大きく2つです。

「養育費必ず払う!」信じていいの?

 悲しいけれど、私の今の経済力で子どもたちを不自由なく生活をさせてあげることは難しく、

養育費は必要不可欠でした。

仕事はしていましたが、経済的自立とは言えない収入。

かつ、長男は行き始めた学校に馴染めるか、通えるかというスレスレの状態にありました。

夫は子どもたちのそういう様子を分かっているような、目をそらし続けてきたような状態にありましたが、離婚後の「養育費はからなず払う!」と強く言っていました。

勢いのある言葉に「よろしく」と飲み込んでしまいそうになりましたが、

離婚後、今の会社を辞め、個人事情主として独立するという構想をしていた夫。

「絶対払う」とのこの言葉。果たしてどこまで信じ切れるか。

ん?信じ…られる?? あ、待て待て、これあかん。

どうなるか全然読めへんがな。不確定要素多すぎるーー!!

養育費未払い問題、聞いたこと…あるぞ。

「言った・言わない」「音信不通」「海外へ逃亡?」

ある?ある?あるかもーーー!他人事じゃないぞ。と頭をよぎり、一旦ストップ!

誓約書的なもの作っておきたい!!!

そこから辿りついたのが、「公正証書」でした。

当時の私、ナイス!今思えば当たり前なのですが、離婚に向けて動いている時って、いつもなら気付けることまで、思考が至らないことがあります。流されないで。立ち止まろう。

公的機関という心理的な安心 

我が家は協議離婚だったので、

基本的には夫婦間での話し合いだけで、コトが進んでいきました。

ただその分、本当にこれでいいんだろうか、話し合うことに見落としはないか、

このまま離婚届を出したのち、相手が話し合いに応じてくれなかったらどうしよう

など取りとめもない不安がありました。

 公正証書の中身自体は夫婦で作成するのですが、

「最終的に公的機関が関わる」という大きな後ろ盾があることは、私にとっては安心材料となりました。

夫としてはその時の「絶対払う」という気持ちに嘘はなく、

新たな道への覚悟もその言葉の裏にはあったんじゃないかなと思います。

だからこそ、きちんと公正な公的場所に関わってもらうということが、

互いにとっても、より強いけじめになるんじゃないか。

そんな風に話すことができました。

公正証書を作り始めてよかったこと

はじめは正直めんどくさいなと思ってました。

心身ともにダメージを喰らいすぎていて、

1ミリも考えたくない時期もありました。

だけど、生活は止まってくれないし、子どもたちはこんな素敵なプレゼント作ってくれるし、

何より愛おしい。

母ちゃん、腹をくくろうぜ。

新しいスタートを少しでも不安なく進んで行けるよう

「記載しておきたいことは何か」「何について話し合えば良いか」

今の自分にわかること、わからないこと、

相手との相談が必要なこと、交渉が必要なこと、何が不確定で、何が不安か、

自分の弱さ、生きてく強み

感情的にならずに

離婚後の生活をいろんな角度から、リアルに想像しました。

特に

今の時点でいくらあるのか、

いくらあれば最低限の生活ができるのか、

いくらあれば豊かな生活になるのか、

生活の支出をはっきりさせること、

丁寧に見直していきました。

不安はある、けど、少しずつ

離婚までの道すじと、

その後の暮ら

モヤの中から少しずつ見えてきたような。

不安はある。だけど

「あとは、これとこれを話し合えれば、離婚についてはゴールだな」

おおよそ○月には離婚届を出せるなと動き始めた感覚がありました。

あと少し!!

おまけ

ちなみに私が作った「公正証書」は、10の内容を書きました。

  1. 親権について
  2. 養育費について
  3. 財産分与(資産 家のこと 車のこと)について
  4. 年金について
  5. 生命保険の受け取りについて
  6. 面会交流について
  7. 返信の義務について
  8. 養育費の連帯保証人について
  9. 強制執行認諾文言を載せると
  10. 離婚前にやってほしいこと

(一つ一つの詳しい内容は別記事に書きます。ここでは参考まで。)

そうそう

野原広子さんの「離婚していいですか」という漫画ご存知ですかね。

あの本の先生の一言も勇気もらいましたね。腹をくくるというか。

染みました。

話し合いにはエネルギーが要ります。

だけど、離婚後、こうしておけばよかった…が一つでも少なくなリますよう

今日は節分。家中、豆だらけ。元気いっぱいのいい節分でした!

豆を掃除して寝ます。

読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました